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POSTER “MANDARINO KHASI” “カーシ・マンダリン”
知的なハンディがある人々が参加するグラフィックアートの工房「ラボラトリオ・ザンザーラ」と、食の国際組織SLOW FOODとのコラボレーションで生まれた作品です。
カーシ・マンダリン
カーシ・マンダリンはテニスボールよりも少し大きいくらいで、輝くようなオレンジ色をしています。皮は剥きにくけれど、果肉は汁気が多く、香り高くて甘い汁が楽しめます。
カーシ・マンダリンはワー族、ワー・ジャインティア族が住むメーガーラヤ南部の一帯で栽培されています。収穫は11月と2月。農家はプローという鋤に似た竹製の道具を用いてマンダリン収穫します。保存するのなら、花梗をとらずに置いておきます。地面に掘った溝の中に埋められたマンダリンは、長ければ6月まで保存することができます。
素材
合成樹脂を主原料とした印画紙にデジタル印刷
取扱上の注意点
屋内で使用してください。
折り曲げたり、水に濡らさないで下さい。
サイズ 縦72.8 cm x 横51.5 cm
商品コード : i000087-010 |
価格 : 5,292円(税込) |
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ラボラトリオ・ザンザーラ(LABORATORIO ZANZARA)

ラボラトリオ・ザンザーラは、知的なハンディがある人々がデザイン、写真、ビジュアル・コミュニケーションなどの芸術や創作を通じて市民との関わりを深めるために生まれた非営利団体です。
このNPOには、2つの重要なポリシーがあります。
1つ目は、作品を制作する時間を存分にかけることができる環境をつくること。ザンザーラは職人の工房をモデルに、本当に仕事をする環境を組み立てました。
もうひとつは、どんな作品でもかけがえのない財産であるということ認めることです。仕事には集団で取り組み、それぞれが自分の経験を持ち寄り一人が全体の一部となります。一緒に何かを創ることは、プロジェクトの中でだんだん明確な形になっていきます。そのようにして完成した作品は、質が良いというだけでなく、見た目も興味深いものばかり。さらには社会的連帯の意味をなすものでもあります。

創造力は、ハンディのある人々にとって、仕事をする原動力となり、仕事ができるということは市民としての権利を再確認できることでもあります。
このプロジェクトが成り立っているのは、工房運営から得た多くの経験とトリノ市民の協力、そしてヴィジュアル・コミュニケーションやデザイン、アートを教える教授陣の大きな愛情とサポートがあるからです。互いに理解をするということを大切にしてきた過程で、ハンディーを持った方たちが創る作品には大きな意味があり、このプロジェクトに関わった人々との共生の証です。